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学会week

2026.10.30

10月中旬は、記念式典や学術大会への参加が続く「学会week」となりました。

10月12日(月)は、帝国ホテルで開催された日本矯正歯科学会創立100周年記念式典・祝賀会に出席しました。
記念講演では、東京大学大学院医学系研究科 特別栄誉教授の宮園浩平先生による「BMPとActivin:その多彩な作用と臨床応用」を拝聴しました。骨や組織に作用する因子についてのお話は、矯正治療で歯が動く仕組みを深く理解するうえでも、大変興味深い内容でした。先生は歯科分野の研究にも精通されており、多くのことを学ばせていただきました。

続いて、10月13日(火)から16日(金)までは、パシフィコ横浜で開催された「創立100周年記念 第85回日本矯正歯科学会学術大会」に参加しました。
大会長は、母校・東京歯科大学の歯科矯正学講座教授、西井康先生です。医局員の先生方が一丸となって運営にあたり、記念すべき大会は盛会のうちに終了しました。運営に携わられた皆様に、心より敬意と感謝を申し上げます。
海外からも多くの著名な先生方が来日され、4日間、講演会場でじっくりと学ぶ、充実した時間を過ごしました。
なかでも、東京科学大学教授の小野卓史先生のご講演が心に残りました。
歯並びやかみ合わせを形態的に整えるだけでは、必ずしも患者さんの満足につながるとは限らないこと。患者さんが治療の結果をどのように感じ、受け止めるか、そして、その方の人生にどうつながるかまで考えることの大切さを、改めて感じました。
「形態」と「心」をつなぐという視点は、日々の診療でも大切にしていきたいと思います。

さらに、10月18日(日)は第322回東京歯科大学学会に出席し、西井康教授の特別講演を拝聴しました。
西井先生は、私が在籍した卒後研修課程の2期先輩にあたります。当時の3年間は、臨床と研究に明け暮れ、明け方に近くのマンションへ帰って眠るだけ、という日もありました。

西井先生には、その頃から臨床・研究の両面でご指導いただき、大変お世話になりました。あれから30年近くが経ちますが、ご講演を拝聴しながら、当時のことが昨日のようによみがえってきました。学びとともに、懐かしさも感じる貴重な時間となりました。

矯正歯科治療は日々進歩しています。これからも新しい知見を積極的に学び、患者さん一人ひとりの思いを大切にしながら、安全で質の高い治療をご提供できるよう努めてまいります。

院長 林 正樹

林矯正歯科
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